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出雲旅20221130

更新日:2022年12月9日

古代出雲に興味が出てきてから二度目の出雲旅です。

まず、大好きな方のブログに載っていた物部神社を目指しました。ここは、出雲とは異なる歴史を持つ三瓶山ちかく石見エリアです。そういえば二年ほど前に異常に三瓶埋没林に興味を持ち「さんべ縄文の森ミュージアムに行きました。」

今回物部神社が三瓶山エリアでびっくりでした。行きたい!とは思いましたが、詳しい下調べとかしないでいつも出かけます。

物部神社は御神墓周辺が異次元空間のようだというのだけ知識としてありました。

御神墓は古代祭祀場のようです。


物部神社に着く前は結構な雨が降っていて、傘が必要と覚悟しましたが、駐車場につくと雨が上がりほっとしました。ありがたや。


物部神社手水舎 砂金を含んだ石で作られているそうです。




物部神社境内内を一通りお詣りし、さて御神墓に向かいます。

ちょっとした山登りですが、木の根道にびっくり。京都で大好きな鞍馬山の木の根道そのものではないですか。鞍馬も魔王殿までの道は異次元空間と言われてます。



御神墓です。


御神墓周辺

私には、異次元空間だ~とか感じる能力はないのですが、ここで初めて、樹の鳴き声を聞きました。鳥でもなく動物でもなく樹の鳴き声です。同行の知人もはっきり何度も聞きました。二人で、これは樹から出てるよねと確認し合いました。結構な音量でした。ずっと続いてました。


御神墓周辺にはこのような謎の建造物があちこちあるみたいです。

何のためのものなのか不明だそうです。ますます、異次元。

この物部神社ですが、物部氏の神社ですが、岡山県赤磐郡にある、石上布都魂神社(いそのかみつたみたまじんじゃ)も物部氏の神社だそうです。石上布都魂神社と物部神社の関係は深いようです。

物部神社から三歳社に行きたいと思ってました。ナビではここから一時間くらいでした。

午後3時くらいなので、とりあえず向かいました。

細い山道をいってみると三歳社登山口という看板が。。。登山?

それも行者用登山口となってます。これはまずいのでは?

おそるおそる登ってみましたが、急だし、でこぼこだし、葉っぱで足はすべるし、早々に断念しました。


三歳社に来る途中に立派な神社があったのでそちらにお詣りしました。






結構薄暗くなり早めにおいとましようと思いましたがこちらの狐様達に会うと気分が明るくなり、思わず手を振りました。


ここぞとばかり樹の枝をゆすりお祓いしました。

阿須伎(あずき)神社を出てホテルに向かいました。

ホテルにチェックイン後夕食はどうしようと相談しましたが、寒くなり、一番最初に入れるお店に入ると決めました。最初のお店と次のお店が開店前で、のどぐろ日本海というお店に入りました。とっても人気のお店のようで、後から来た方々が何人もお席ありません状態でした。

何食べても美味しくて、良いお店に出会えました。




食べることに夢中で写真これだけ。

翌日は出雲大社から鳥取方面に向かおうかと思いましたが日御碕神社が気になりましたので、そちらに行くことにきめました。



出雲大社にいつ来ても気になる、入れないこのエリア


拝殿裏の素鵞社(そがのやしろ)禁足地となっている八雲山の正面に位置する社です。


素鵞社の裏側にある磐座、唯一八雲山に触れることの出来る場所です。手を当ててパワー充電させてもらいました。

拝殿と神楽殿の間付近を歩いていると三歳社は→という看板が!えー、昨日断念した三歳社かと思いましたが、こちらは大穴持御子神社(三歳社(みとせのやしろ))でした。でも、案内が山登りを示唆していたのでまたまた断念。その代わりというのも変ですが、その案内板の川を挟んだ向かいに、神楽殿の裏に天満宮さんとか色々いらっしゃるのを発見。何度も来ている出雲大社で初めてお詣りすることの出来ました。


こちらが神楽殿裏の鎮守社です。



そして、出雲大社から稲佐の浜。


いつも素敵な弁天島

日御碕神社に到着。



二度目ですが、荘厳さを感じる日御碕神社です。天照大御神ををお祀りする下の宮と素戔嗚尊をお祀りする上の宮(神の宮)があり、まるで竜宮城です。一通りお詣りして社務所に向かいました。

今回の出雲旅まえくらいから龍蛇神というワードが気になっていました。前回こちらにお詣りしたときは社務所の龍蛇神の御札を見るだけでも怖かったのですが、今回は龍蛇神様の御札を頂きました。出雲大社の神迎神事で、全国の神様をお迎えするという龍蛇神です。

その後、寒いのと小腹がすいたのとで、日御碕神社前のお店に入りました。

園山商店さんです。ぜんざいを注文して食べたら甘さと塩味が絶妙でとても美味しかったです。こんなに塩味のきいたぜんざいは食べたことがないと話していたら、お店のご主人が

ぜんざいは出雲発祥だと教えてくれました。出雲の阿国が出雲大社への寄付をお願いするため京の都に出向き、神在(じんざい)月だけたべる物として京の人達に紹介したそうです。その頃は塩味だけだったそうですが、京の人達は裕福なので砂糖を入れて食べたそうで、

名前も出雲言葉がよく聞き取れなくて、じんざい→ぜんざいになったという事です。


そしてこのお店には龍蛇神さまの掛け軸がありまして、お店のご主人と龍蛇神様についての話もしました。



お店を出て、日御碕神社近くのお寺が観光案内センターで紹介されていたので、そこに向かいました。が、が、崖崩れで通行止めでした。全面通行止めになってなくて地元の方用に通れるスペースがあり、実際車が通り抜けたので、行ってみようとしましたが、二カ所目の通行止め地点があり、断念しました。そして日御碕神社方面に戻るのではなく、反対の山道に入りました。なんだか細いし、ヘアピンカーブばかりだし、龍蛇神の通り道みたいと言いながら進んで行くと、山のなかに神社の屋根が目に入りました。え~神社だ~と通り過ぎかけましたが、ナビのマップを見てみると神社の名前が表示されていて、なんとまあ、大穴持御子神社(三歳社(みとせのやしろ))でした。これは絶対三歳社さんに呼んでもらったわ。と言いながら車から降りてお詣りしました。





三歳社までののぼり道がありました。

そして車に戻ろうとしたらまた樹の鳴き声が、今度は一本の木から聞こえました。昨日の物部神社での声と同じなんです。立ち去ろうとすると結構大きな声で話しかけてくるので、よしよしして帰りました。

そして下界に下りてたどり着いたのが、出雲大社の拝殿と神楽殿の間の細い道でした。

なんと出雲大社から日御碕神社まで海岸沿いの道を行き、帰りは山道を通って、出雲大社まで戻ったのです。

そんな事が可能なんですね~。


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