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oshoの言葉 20211222

見守るという単純なわざを知っている人は

黄金の鍵を握っている。

それがあれば、怒りだろうと、

強欲だろうと、肉欲だろうと、渇望だろうと、

夢想だろうと、問題ではない。

どどどのようなたぐいの病気だろうと、問題ではないーー

同じ薬が効果を上げる。


ただ見守れば、あなたはそれから自由になる。

そして見守るにつれて、

だんだんと心からは内容が失われてゆき、

ある日、心そのものが消えてなくなってしまう。

それは怒りなしでは、恐れなしでは、

愛なしでは、憎しみなしではとどまることができないーー

これらすべては心が存在するためには絶対的に必要とされている。


見守ることで、あなたは怒りから免れるだけではなく、

心の一部からも免れる。

やがてそうしているうちに・・・

ある日、あなたは突如として目覚めるーー

もはや心というものはない。

あなたはただの見守る人、丘の上から見守る人になる。

それはもっともすばらしい瞬間、

もっともも輝かしい夜明けだ。

そのときから初めて、

あなたの真の生活が始まる。

Osho



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